今日の11時、気象庁は「九州南部・東海・関東甲信が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

関東の梅雨明けはいつもの年なら夏休みに入るかどうかというタイミングですので、３週間くらい早く梅雨が明けてしまったことになります。通常40日間程度ある梅雨の期間も約半分に。

強力な太平洋高気圧の張り出しによって本来この時期にあるはずの梅雨前線が消えてしまった、押し上げられてしまったことが原因です 。

梅雨の期間中の降水量が少ないことで夏場の深刻な水不足が懸念されます。

この数日、東京でも6月としてはこれまでに経験したことの無い「熱波」ともいえる状況が続いています。

また、今日は政府から東京電力管内に初めて「電力需給ひっ迫注意報」を発令しています。

熱中症の危険性もありますので、冷房は適切に使用する必要がありますが、夕方の電力使用量が大きくなることが懸念され、東京電力管内の家庭や企業に27日午後3時から午後6時まではできる範囲での節電を求めています。

異常な暑さが続きます。
皆様、くれぐれもご自愛ください。