昨日は都議選でした
昨日、東京では都議会議員の任期満了に伴う選挙が行われました。
地元、大田区は一人減って7人の枠を15人で争いました。
結果は
・共産党、藤田りょうこ氏(現職)がトップ当選
・日本維新の会、松田りゅうすけ氏(新人)が2位で初当選
維新の会が都議会で獲得した議席はこの一つのみ
・立憲民主党の斉藤りえ氏(新人)が3位当選
・自民党は3人擁立も当選は鈴木あきまさ氏(現職)のみ
もう一人の現職鈴木あきひろ氏は落選
・都民ファーストの会は2人擁立するが、森あい(現職)のみ当選
・公明党は勝亦さとし氏、玉川ひでとし氏(ともに新人)二人とも当選
公明党は都議選に擁立した23人すべてが当選
公明党の底堅さを感じるとともに、自民、都民フとも厳しい結果に。
日本維新の会や立憲民主党が議席を獲得し、新しい勢力が強かった印象です。
公明党は新人二人を擁立し二人とも当選でしたが、玉川氏は7位と決して楽勝とは言えない状況でした。
自民党は3人を擁立したものの結果一人のみにとどまり、現職のひとりが落選。落選した二人で票を分けてしまった感が否めません。
鈴木あきひろ氏にとっては「上位10人のうち3人が落ちるとはわかっていたが、まさか自分が落ちるとは」と感じているのではないでしょうか。
コロナ禍という特殊な環境下で感染予防対策と経済対策、オリンピックへの対応など、目先の危機をどう乗り越えるかが今回の選挙での注目ポイントだったため、 保守派に厳しい結果になったと感じます。
雨天ということもあり、低調だった投票率。支持基盤が固い公明党には有利と言えるコンディションでした。もし晴れていたら結果は違ったかも。
都議の任期は4年。
この間にコロナは間違いなく収束するでしょう。
オリンピックは無観客かもしれませんが開催されるでしょう。
アフターコロナ、アフターオリンピックの東京を日本を活力を取り戻し、平和で住みやすい街に、国にするために政治がどんな目標を掲げ、進んでいくのか。
決して他人ごとではありません。
今回大田区で当選した人たちの平均年齢は50歳を下回り、47.7歳。
天候の影響も大きいと思いますが、今回の都議選の投票率は42.39%で過去2番目の低さ。前回を9ポイント近く下回りました。年代別の投票率はまだ明らかになっていませんが、若者の政治への無関心は相変わらずだろうと思います。
それぞれの人が今の状況、将来への課題、問題点を考え、投票という権利を行使してその意思を託すのが選挙です。
政治に無関心でも生きていくうえで不都合はないほど日本、東京は平和な国、街なのかもしれません。しかし、10年後、20年後のことを考え、もっと多くの人が政治に関心を持つ世の中であって欲しいと強く感じます。
お声がけをいただいたこともありましたが、僕は政治家にはなりません。
地元密着で地域貢献する方法はほかにもいろいろありますので。
自分なりのやり方で仕事や地元での活動を通じ人の役に立ちたいと思います。