今年の株式相場と今後の予測
今年の株式相場と今後の予測
今年も残すところあと20日あまり。
忘年会もほとんどないからか例年以上に年末の感じがしません。
そうはいってもいくつかの仕事や年賀状の準備などに加え、事務所の片付けなどもあり、やらなければいけないことが結構残っています。
さて、今年一年間は「コロナ」の影響で本当にいろいろなことがいつもと違う一年でした。
オリンピックが延期になるなんて去年の今頃は思いもしませんでしたから…
昨年末、中国・武漢で確認された新型コロナウイルス。日本に寄港するダイヤモンドプリンセス内での集団感染。各国で当初その対応についてはおそらく軽視されていたものが、まさかこんなに拡大し、「パンデミック」にまで発展するとは当時だれも予想していなかったでしょう。
2月から徐々に下がり始めた株価は3月に入って急落。どうなることかと思ったらその後徐々に回復し、先日年初来高値どころか1991年以来の高値を回復するという波乱の一年でした。
今年はコロナウイルスの感染拡大によりオリンピックは中止。人の動きが止まり、中には巣ごもり消費の恩恵を受けた企業もありましたが、多くの企業が影響を受けました。
アメリカ大統領選挙は混乱しましたが、バイデン氏の勝利となりました。ただ、株価への影響というとコロナの比ではなかったように感じます。
今後の株価もしばらくはコロナウイルス関連に大きく影響を受けそうです。なにせ、人が動かない、動けないという異常事態。経済の回復には人の動きがこれほど大きく影響するのかと改めて認識させられました。
日本を含め多くの国で再び感染が拡大していることもあり、一部で接種が始まったワクチンや、治療薬の開発への期待はますます高まります。良い効果が出れば株価は上昇するでしょうが、悪いニュースに過分に反応することも予想されます。
オリンピックは果たしてできるのか。やるとすればどのようにやるのか。どの程度の経済効果が期待できるのか。
コロナウイルスの影響はいつまで続くのかもわかりません。
評論家などの見解も楽観・悲観どちらもあります。初めての経験ばかりで予想するのは極めて困難です。
今上がっている株価も本当に上がり続けるのか。またどこかで大きな調整が入るのか。判断がつきません。
しばらく様子を見ながらチャンスを伺おうと思います。