オリンピック延期決定で安心感
コロナウイルスの影響が拡大しています。
オリンピックは1年程度の延期が決定。
まずは中止にならなくてよかった、というところでしょう。
延期を軸に調整と発表された機能の日経平均株価は1200円超の上昇。
1年程度の延期と発表されるとさらに一時1000円を超える上昇と、一定の安心感が得られたことを市場も評価していると考えられます。
日本経済にとっては、少し前からオリンピックに限って言えば少なくとも延期、最悪中止という状況が延期で決定し、大きな懸念材料であった先行きの不透明感が解消されたことが大きいと言えるでしょう。
ただし、世界的に見ればウイルスの拡大は続いています。
東京でも昨日1日に判明した感染者数がこれまでの最大になるなど、今後の影響拡大についての懸念は解消されていません。
各国が景気刺激策の検討を進めています。
しかし、ある程度の効果は見込めると思いますが、コロナウイルスの治療法やワクチンの開発などが進むか、感染拡大が止まり、収束に向かう気配が出てこないと根本的な解決にはなりません。
今後も悲観的なニュースが出てくる可能性も否定できず、本格的な回復にはまだ時間がかかると思います。
日本では幸い、今のところ多くの死者が出るような状況にはなっていませんが、今後については予断を許さない状況です。
コロナウイルスを甘く見ず、各企業、団体、個人は予防対策を継続していく必要があります。
ひとたび医療機関がキャパを超えるような医療崩壊の状況になると悲観シナリオまっしぐらです。
それにしても河野防衛大臣もtwitterでつぶやいてましたがコロナ関連の報道やいろいろな人の発言になんでわざわざ横文字(というかカタカナ)を使うのでしょう。
クラスター 集団感染
オーバーシュート 感染爆発
ロックダウン 都市封鎖
でいいじゃないですか。
わざとわかりにくくしているのではないかと感じます。
日本語だとリアルすぎて恐怖感を煽るということなのかもしれませんが。