インフルエンザワクチンの効能は?
2年前の1月、自身のfacebookにこんなことを書きました。
インフルエンザワクチンの効用って?
インフルエンザ、流行ってますね。どうやらB型の人が多いようですが、A型の話も時々聞きます。
インフルエンザを予防するためにインフルエンザワクチンを打ちましょう、という話もよく聞きます。
ところが、一方でインフルエンザワクチンは効果なし。むしろ体に悪い、という説を唱える人も少なくありません。
実際にはどうなのでしょうか。
確実に、打つほうが良いのか悪いのかはわかりません。
ぜひ、専門家の意見を聞きたいところです。
ただ、どうもインフルエンザワクチンを勧める論調に矛盾があるような気がします。
インフルエンザワクチンの目的は予防なのか、重篤化防止なのか。
ワクチンを接種すると他人への感染力は落ちるのか。 あるいは感染力がなくなるのか。
感染するとすれば、ワクチンの重篤化防止効果により、インフルエンザだと気づかず、むしろ感染を広めてしまうことにならないか。
家に体力の落ちている老人などがいる家庭ではうつさないようにワクチンを接種したほうがいい、などと言われるが、感染するのであれば同じことではないのか。
重篤化すると問題のある本人のみが接種すべきではないのか。
インフルエンザワクチンは任意の予防接種であり、医療費控除の対象にもなりません。
子供のインフルエンザ脳症のリスクを低減する目的があるならば、国や、地方自治体はせめて子供の接種だけでも助成すればいいのにとも思います。そのほかの予防接種も同様です。
子育て支援の一環で子供の医療費について乳児医療証、幼児医療証、子ども医療証などを発行し助成している自治体は少なくありません。
しかし、少子化対策や、子育て家庭への助成という意味では、予防接種への助成は非常に重要だと思います。
予防接種は任意であり、健康保険の対象からも外れます。
インフルエンザの予防接種だけでも一度接種するのに3~7000円程度の費用がかかり、小さな子供は2回接種。トータルで一家族当たり2万円以上かかります。
「予防接種を受けさせたいが、お金がないから予防接種を受けられない」という家庭があってもおかしくありません。
もし、予防接種が日本の将来を担う大切な子供たちのために本当に必要なものなのなら、費用を助成するのは価値のあることだと思うのですがいかがでしょうか。
もし、予防接種が、医者や製薬会社が大儲けするために勧められているのなら本当のことを教えていただきたいと思うのです。
どうなんでしょう。
実は、私自身、昨日「インフルエンザA型」の陽性反応が出ました。
火曜日に発熱し、夕方の体温は39.2度。さすがにあちこち痛くて近くの医院に行くもその日の検査では陽性反応は出ず。風邪薬と解熱剤を処方してもらい様子見に。
(自覚症状とその前の行動から考えインフルエンザだと確信していましたが)
翌日。少し熱は下がったもののまだ平熱には戻らず、節々も痛い。再度検査するときれいに陽性反応が。
今シーズン、家族で予防接種を受けていなかったのは私だけ。幸い、妻も子供たちもインフルエンザにはかかっていません。子供の保育園ではかなり流行っていて、上の子のクラスは半分くらいがお休みしているとのこと。
今回の一件でインフルエンザの予防接種には一定の効果があるのではないかと感じたりしましたが、確実ではありません。あくまでも個人的な感想です。
現在、インフルエンザに関して大田区では高齢者に対し一部自己負担は求めているものの予防接種には助成があります。
しかし、集団感染が危惧される保育園や幼稚園、小学校、中学校などに在籍している子供たちには助成がありません。
以前のように集団予防接種を行うことの是非はともかく、接種を希望する子供には公的な補助があってもよいのではないかと常々感じます。
みなさんはどう思いますか?