教えてFP!第2回を開催しました。
先日、10月17日にシニアステーション田園調布で2回目の「教えてFP!」(ファイナンシャル・プランナーとのお話し会)を開催しました。
当日は十数名の方にご参加いただき、おかげさまで皆様に楽しくお聞きいただけたように感じます。ご参加された方は60~80代の方たちです。
今回は「消費増税後の今をいかにお得に乗り切るか」「相続に関するお話し」をわかりやすくお伝えすることに主眼を置きました。また、「シニアのための『行動経済学』」として、普段の生活で陥りやすい人間の錯覚についてもお話ししました。
消費税増税後をいかにお得に乗り切るかについてはやはり「キャッシュレスポイント還元」を有効に活用することがポイントになります。しかしながら、60代よりもご高齢の方たちにとっては現金主義の方も多く、新しいものへの取り組みには消極的になりがちです。
キャッシュレス決済によるポイント還元は来年6月末までの期間限定ですが、世の中の流れは間違いなくキャッシュレスに向かいつつあり、今始めることがお得になるばかりでなく、今後の世の中の流れに取り残されないためにも重要です。
国としても消費者だけでなく店、事業者にも導入を促しているところです。
一方で、小規模な法人が営む店舗や個人事業主の店舗ではキャッシュレス導入のための審査に時間がかかったり、審査を通らないといった問題も出てきているようです。
事業者側はキャッシュレスの導入が長期的にみるとお客様確保のために死活問題となる可能性もあり、審査に通るかどうかは非常に重要なポイントになってきています。
消費者にとっては使い始めると「もう現金には戻れない」「キャッシュレスが使える店を選んでいる」といった声も聞かれるようになり、今後急速に浸透していく予感がします。
今回のお話しで一人でも「私もキャッシュレスに挑戦しよう」と思っていただける方がいれば幸いです。