租税教室の講師を務めました
本日、大田区立石川台中学校で雪谷法人会の一員として「租税教室」の講師を務めてきました。
「税金にはどのような意義と役割があるのか」について中学生に伝えるものです。
まず、こんなビデオを見てもらいます。
その後に、どんなことに税金が使われているかみなさんに考えてもらいます。また、歳入や歳出の内訳から、税院がどんなことに使われているかを確認していきます。
日本の税金では、公債(国債)を発行しており、その額が大きくなっていること。現在も毎年国債残高が増えていることなどを知っていただきます。
さらに消費税について、日本の税率だけでなく、世界各国の税率を確認し、日本の税率が他国と比べ高くはないということを確認します。
教える内容は組まれたカリキュラムによっておおよそ決められていることと、中学生の指導には政治的な個人の意見は挟むべきではない、とあらかじめ言われています。
個人的には、もっと別の指導の仕方があるという思いもありますが、中学生がまず「税」に対してその「基本のキ」を50分の時間で学ぶという意味では、価値のあることだと感じます。
今回の授業を通じ、自分自身でも中学校の教壇に立つという貴重な体験をさせていただきました。
少しでも印象に残る授業になっていれば幸いだと思います。