「資産運用で心得ておきたい5つのポイント」
先日、「マネーの達人」に新しいコラム「資産運用で心得ておきたい5つのポイント」という記事を書かせていただきました。
日本の株式市場はバブル期に最高値38915円(1989年12月)をつけたのちに下落に転じて以降、その水準を回復することなく約30年が経過しました。
アメリカやドイツの株式市場はバブル期の水準を上回っており、バブル期、あるいはそれ以降の推移を基準にするならば日本株は出遅れているように見えます。
しかし、日本株のバブル当時の水準は今振り返れば異常値であったと言え、一度バブルを経験したからこそ、今の日本市場は景気動向に過度に踊ることなく冷静に対応できているとも考えられます。
低金利が続くこの時代だからこそ、資産形成のためには資産運用に取り組むことが必要であると私も思います。
しかし、バブルを経験した今の50歳以上の人達はその後に大幅に下落した市場を知っているだけに資産運用に関し「恐怖感」があるのも事実です。
平成元年に生まれた人も今はもう30歳。バブルを知らないこの世代は資産運用に対してよく言えば前向き、悪く言うと警戒心が少ないと言え、実際、仮想通貨などの「投資」というよりは「ギャンブル」に近いようなものにを購入した経験のある人も少なくないようです。
投資・資産形成・運用に取り組むには、経験が重要です。人間ならではの心理が働くことも心得ておく必要があります。
今回書かせていただいたコラムでは、そんな資産運用を行う上での5つのポイントをお伝えさせていただきました。
参考になれば幸いです。
「資産運用で心得ておきたい5つのポイント」 (マネーの達人)