武蔵小杉と中原街道
2月9日に放映された「ブラタモリ」は「武蔵小杉」を紹介していました。なぜ武蔵小杉は発展したかをタモリさんがブラブラ探っていました。。
ブラタモリでは、武蔵小杉発展のポイントとして、「中原街道」「多摩川」
「鉄道網の充実」 を上げていました。
武蔵小杉周辺は、江戸の人々の食糧を確保するための田んぼでした。その後、大きな工場が建ち並ぶことになります。今から10数年前、これらの工場が相次いで撤退したことで、再開発が進み、現在のタワーマンション群に変貌することになります。
最も気になったのは「中原街道」に関することです。弊社、西山ライフデザインは雪が谷大塚にあります。武蔵小杉とは多摩川を挟んで反対側になります。弊社の目の前を「中原街道」が通っており、武蔵小杉とつながっています。
中原街道は品川区西五反田の中原口を起点に茅ケ崎までの街道。江戸時代には徳川家康も茅ケ崎方面に鷹狩りに行くためによく利用したと言われています。
番組では、東海道のサブ路線としても使われていたこと。江戸から茅ケ崎まで抜けるのには東海道よりも距離が短かったことなども紹介されていました。
現在の中原街道は丸子橋を渡ったところで綱島街道と中原街道に分かれ、中原街道は今の武蔵小杉駅よりも少し北側を、綱島街道は少し南側を抜けていきます。
タモリさんも番組内で行っていましたが、福山雅治さんの歌になった「桜坂」は弊社のある場所と多摩川の間、中原街道の旧道の途中にあります。その昔、丸子橋がかかる前は丸子の渡しを通って繋がっていたころは、桜坂を下って多摩川に降りていきました。(僕が生まれたころにはもう丸子橋がありましたのでその頃のことは知りませんが)
中原街道の話題が出たので、ちょっと興奮してしまいました。雪が谷大塚周辺も旧街道筋にあたり、目の前を昔は将軍が通ったと思うと感慨深いものがあります。