日経平均株価一時700円超安
週明けの日経平均は一時700円を超える大幅安。終値でも650円安と終値では約1か月半ぶりに21,000円を割り込みました。
先週末、アメリカで3カ月物の短期金利と10年物の長期金利が逆転(逆イールド現象)。通常、2年物と10年物を比較するものですが、短期金利と長期金利の逆転はその後の景気悪化を示唆すると言われていることから、NYダウも460ドルの大幅下落。その流れを受けた日本市場でも大幅下落となっています。
ただ、今日の寄り付きから前場終了までの間に大きく下げたあとは、少し持ち直しましたので、底堅さは感じられました。
今後の市場動向を注視する必要はありますが、今のところあまり悲観するような下げではなかったとも感じられます。
今夜のアメリカ市場が先週末に比べ上げていけば良いのですが、もし、さらに下げていくようだと不安です。
いずれにしても、世界景気は不安定な局面に入ってきていると感じます。ブレグジットの動向なども懸念材料。為替もボラティリティも大きくなっており、あまり楽観視はできないといえそうです。