マイホーム探しのタイミング
最近はマイホームは取得せず、ずっと賃貸に住むという選択をされる人も少なくありません。
一方で、やはり「いつかはマイホーム」とお考えの方もまだまだたくさんいらっしゃいます。
「賃貸」か「持ち家」か、という議論は様々なところで話題になりますが、どちらが正解ということはありません。
ただし、マイホームを「いつ買うか」については注意が必要です。
生きている間にはさまざまなライフイベントがあります。
以前「結婚を機にマイホームを」とご相談に見えたお客様がいらっしゃいました。
普通の不動産屋なら「おめでとうございます。ご希望の条件をお聞かせください」となるでしょう。
私はまず最初に、これからのライフプランのご希望を伺いました。
そのお客様は「子供は二人くらい欲しい」と話されました。
私は「しばらくの間お二人で働いておられる間に頭金を貯めていただき、お子様ができたころにご検討されてはいかがでしょう」とお伝えしました。
住宅ローンを組めば今後30年以上にわたって返済が続きます。
お子様ができれば教育費負担もあります。
まだ、家族の形が固まらないうちに住宅を購入した場合、コントロールしにくい住宅ローン返済が重荷になってしまう可能性は否定できません。
さらに、小さな家を購入し、家族構成が変わって住み換えようと思ったときに住宅ローンの残債よりも安い値段でしか売れないようなことがあっても困ります。
一般的な不動産業者は「とにかく不動産を売る事」に執念(笑)を燃やします。
でも、私は「あの時、西山ライフデザインに相談して良かった」とずっと思っていただきたい。
マイホーム購入は夢でもあり、購入までの過程に胸が高鳴ることもあるでしょう。
ただ、高額でもあり、物件選び、場所選び、タイミングについて冷静にアドバイスさせていただきたいと考えています。