豪雨と雷と花火大会
この週末に予定されていた二子玉川の花火大会は夕方からの豪雨と雷で中止になりました。
「なにもよりによってこの日、この時間に限ってこんなに降ることないのに…」と思うほどのものすごい雨と風と雷。
記憶にないほどの雷で、空を見上げるとずっとピカピカ光っていました。
自分は空を見るのが好きで、雷も安全なところで見る雷は好きなのですが、ちょっと今回の雷は異常でした。
多摩川の花火大会は先週の六郷に引き続き中止に。
どちらも「順延はない」とのことで一体作った花火はどこに行ってしまうのだろうなどと思ってしまいました。
日曜日の朝、すっきりしないながらも雨は上がっていたので軽く(といっても久しぶりだった自分にとってはかなり頑張って)多摩川の河川敷を13kmほどジョギングしてきました。
朝6時台の花火大会会場や周辺には観覧席や仮設トイレ、場所取りのシートが残されたまま。
観覧席やトイレはセッティングした人が撤収するのでしょうが、場所取りのシートはどうなってしまうのか、ちょっと心配になりました。
そんな中を走っているとき、ちょっと思い出したことがあります。
以前、地元に昔から住むおじいちゃん型に話を聞いていた時「僕らが子供のころは花火大会の翌日、まだ暗いくらいの朝早くに花火大会の見物ができる場所に行くと財布やらなんやらいろいろ落ちていて宝探しみたいだった。よくみんなで「河原行こうぜ!」誘い合っていったもんだ」といいます。
確かに、座って花火大会を見物している間にポケットから財布が滑り落ちてしまうことはありそうです。
しかも暗いので見つからない。
最近では携帯電話なども落ちていそうです。
いまでも宝探しはできそうな気がします。(拾得物として届けるのが筋でしょうが)
走りながら場所取りシートの残された芝生のあたりを眺めていると下を向いて歩いている人が数人。
中止になってしまったため、きっと落とし物もなかったのではないかと思いますし、その人たちが落とし物を探していたのかどうかもわかりませんが。
それにしてもすっきりしない天気。たまに夕立があるのがこの季節の天候でしょうが、こんなに曇りがちな夏はあまり記憶にありません。
あまり暑いのも困りますが、夏らしい青空が恋しい今日この頃です。